focus = 焦点 議案第103号「令和6年度一般会計補正予算(第4号)8億5千889万円」の内容は?

12月19日(木)、本会議最終日に 令和6年度 糸魚川市一般会計補正予算(第4号) について、主に 3つの項目理由 から賛成の立場で討論を行いました。

① 衛生費:医療人材確保対策事業(1,200万円)

JA新潟厚生連の経営状況の悪化を受けて、同厚生連が運営する 糸魚川総合病院 に対し、状況改善に向けた経営改革を進める同病院に対して、病院の先行き不安による医療従事者の離職を防ぎ、安定的な医療体制の維持につなげるため、緊急的な対応 として、市独自の予算措置を講じました。

当初予算:約1億4,000万円 に 緊急支援補助金として1,200万円を追加。
市が県に対する支援の働きかけや 厚生連の経営計画の作り直し を確認しながら、その間の 必要な支援策 として、やむを得ない判断措置であると思います。
12月2日(月)ヒスイ王国館「糸魚川総合病院の現在地と将来の姿」公開講演会 にて、病院長より、
「今年は1億円の黒字だが、来年は給与を戻すため、再び赤字になる」 との発言あり。
市の公金を増額投入していくことに 限界も生じるため、JA新潟厚生連の経営改革を前提 に、国や県に対し、
緊急の財政支援
地方財政措置の拡充等 を要望し、地域医療の中核を担う 糸魚川総合病院の存続を図ってほしい と思います。

② 土木費:道路除排雪費(除排雪委託料4億8,000万円の増額)

今冬の降雪量が多いとの予報
雪道での安全確保
心が折れるような豪雪への不安を払拭させるために必要な予算

③ その他の緊急支出

生活保護世帯の生活保護扶助費(8,000万円)
能登半島地震の被災対応
大平寺地内の能生川左岸の法面保護工事費(7,200万円)

これらは、緊急性が高いものと判断しました。

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