■糸魚川総合病院の分娩休止に伴う当市の支援策の実態は?

令和5年 第2回市議会定例会 6/12(月)~ 6/29(木)にて質問しました

 今年4月より当病院で産むことができないため、出産時交通費(市外の産科医療機関までのタクシー利用)の助成及び出産時宿泊費(医療機関の近隣の宿泊施設への宿泊)の助成についての利用実績は、5月末現在で出産時交通費助成事業は、19人の事前申請があったが、利用者はおらず、出産時宿泊費助成事業は、付き添いの方1人、1泊分の利用であったと市長より回答がありました。思った以上に利用者が少ないことに関して、担当課長からは、市外の病院へ送ってくれる家族の方がいることでタクシー利用まで至らなかったり、宿泊費についても、宿泊を要するまでの出産の待機時間がなかったということで、対応される家族の方がいたというふうに捉えており、制度については、妊娠届等の際に周知を図っていく旨の回答でした。当病院での分娩再開に向け、医師確保は可能なのかの問いに、市長は現状では厳しい状況であるが、引き続き当総合病院及び県と連携し、産科医師の確保に取り組んで行くことや今後も妊産婦の皆様からの意見や要望をお聞きし、安心して出産できるよう取り組みたい旨の考えでした。

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