解体工事の不調の原因を明らかにせずに、解体区域を隣接する旧宮田ビルまで拡げる予算案を提案しているが、その理由や解体後の用途はどうなのか。また、解体の予算が大きく膨らむことになるが、国の補助金や市の支出の見通しについては、市長より、現計画での建物建設は中止とする。
今後、計画地の利活用案を検討していくが、旧宮田ビルは老朽化により早期に解体する必要があると考えており、計画地に近いことから、解体後の土地の利活用も併せて、国補助事業の計画を継続することで、財政負担の軽減が図られるものと考えていると回答。
2棟の解体費が、合わせて2億5,000万円のお金を要することについては、新年度に入ってから、事業者より参考見積り等もとった中で、今回の補正予算の金額を出したと担当課長より答弁がありました。
ただ、今後の利活用案として、質疑応答の中での市長答弁では、現在、示せる段階ではないが、建物を建てようというものではなく、空間を確保したい。多機能面で子供たちの創造性を育めるようなものにしたいとのことで、イメージがはっきりせず、今後の展開に注視したいと思います。


