三月議会の最終日に、一般会計補正予算案に追加計上された(仮称)駅北子育て支援施設整備事業の債務負担行為(令和5~9年度までの間で限度額12億4200万円を設定)を巡り、賛成多数で可決となりました。まず債務負担行為を削除した修正案が出され、採決の結果、賛成少数で否決、原案は賛成多数で可決されました。わたなべ 栄一は、既存施設の利活用や反対意見のあるパブリックコメントを理由に修正案に賛成、原案に反対の態度で討論に臨みましたが、いずれも多数の賛同を得られませんでした。これを議会が認めたことで、同複合施設整備は事業着手となり、今後、事業者募集、選定など整備スケジュールに沿って進められますが、この施設が供用開始となる令和10年4月頃は、市内のこどもの人口は他に有効な施策が見られない現状では、さらに激減が予測されます。有利な補助金があるからといって、5年間に渡って負担をし、建てたところで、「子ども無き子育て施設」となってしまうことは明らかで、権現荘などと同様に財政負担のみ重なるハコモノ(年間維持費 約5千万円)が、また一つ増えることになります。
➢ focus= 焦点 (仮称)駅北子育て支援複合施設の債務負担行為を可決 わたなべ 栄一は反対 ➡ 子ども無き子育て施設を懸念
