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 実りの秋も一息ついて、市内の田んぼで取れた新米は食べると美味しいですね。能生・柵口地区の田んぼで、昔ながらの方法と創意工夫でお米づくりをされている兼業農家(戸田 一也 氏)さんがいます。春先には米ぬか・鶏ふんなどの有機肥料を使い、田植えは苗と苗との間隔をあけることで株が大きく育ち、苗数そのものを減らすメリットがあるとのことです。特に驚かされるのは、稲を刈った後、はさ掛けをして天然乾燥させていることです。毎年かなりの労力が必要で、昨今の「スマート農業」とは真逆の、何となく昭和の時代を思い描きますが、リピーターからの「美味しい」という声が、揺れ動く戸田氏の背中を押し続けています。

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