■(仮称)駅北子育て支援複合施設は、本当に必要なのか?

令和5年 第4回市議会定例会 11/27(月)~ 12/14(木)にて質問しました

糸魚川市はR5.11月21日、定例記者懇談会において、(仮称)駅北子育て支援複合施設の整備は、計画に検討を要する部分があるとして、債務負担行為に関する議案の上程を見送ったとの報道がありました。米田市長の「まだ詰まっていない部分もあるので、検討を要するということで今回は断念した」とあるが、どの部分が詰まっていないのか、について市長は基本計画修正案の内容を議会において引き続き審議してもらいたいことと、R6年3月市議会に提案し、R9年度中の供用開始を目指したい旨の回答でした。


市長との質疑応答から、当初案の施設の概要や設計・建設・運営を民間に委託する方式は変わっていないことが判りました。R4年度の糸魚川市における合計特殊出生率は1.40、4月から11月末までの出生数は93人とあります。


このように多額の予算を伴う施策は、情勢を見ながら未来を予測して計画を立てて、推進していくべきですが、市長は少子化対策は大きな事柄であり、子どもたちにとって必要な施設となるべく、整備していきたいと回答があり、話が嚙み合いませんでした。


背景には、屋内遊戯施設のニーズが高かったことが上げられていますが、施設だけでは全く解決できるとは思えません。中学、高校、大学へ進学するにつれて、それぞれの場面で人的、経済的な支援を最優先とすべきと考えます。


利用者が減り、負担だけが毎年加わるハコモノに投資するのは無駄となり、私は賛成する気にはなれません。

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