■糸魚川市に「コウノトリ」はやってくるのか⁉

令和4年 第6回市議会定例会 11月28日(月)~12月15日(木)にて質問しました

 糸魚川総合病院における産科閉鎖が2月末とのことであり、地域の医療体制に懸念が生じてきました。少子化問題も深刻で看過できない事態となってはいますが、何よりも地域医療の中心的存在である当総合病院が、産科閉鎖になってしまうことの事由およびその対策について市長は、当病院での出産件数の減少と産科医師不足によるものと捉え、引き続き富山大学に医師派遣をお願いするとともに、県や当病院と連携して、医師確保に努めている旨の回答がありました。また、担当課長からは、出産については医師がなかなか確保できず厳しいが、産前産後のケアについては、当病院・婦人科において維持はできる見通しであることが判りました。関連して糸魚川市も兵庫県 明石市のように、高校3年生まで医療費無料や第2子以降の保育料は無料にするような他市との差別化が図れるようなことができないものか質したところ、当市でも様々な子育て支援策を講じており、安心して産み育てるような体制づくりに努めている。時代のニーズに適した支援策を提供しているが、必ずしも経済的支援を多く出せば少子化が改善するかというと、そういうことでもない。財政負担等も伴うものでもあり、加味しながら、今後の少子化対策、人口減少対策に努めていくと担当課長の回答でしたが、明石市のように思い切った政策転換を打ち出していく必要があると考えます。

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