■柵口温泉 権現荘の今後の施設運営は、どうするのか?

令和5年 第1回市議会定例会 2/20(月)~ 3/17(金)にて質問しました

 新年度の4月から、柵口温泉 権現荘の指定管理者となる応募がないため、民間譲渡の可能性を検討しながら、当面、日帰り温泉のみ営業を続けることになりました。平成26年・27年のリニューアル総工事費に約4億円もの大金をかけても利益が上がらず、さらに令和5年度以降、東館の空調設備の更新に7千万円以上かかる見込みであることに市長は、施設の利便性や機能性の向上を図り、利用者の増加に努め、交流人口の促進につなげることを目的としてリニューアルした。また、今後の空調設備の更新に多額の費用がかかることを認めました。担当部長からは行政が修繕して渡した方がいいのか、また民間に譲渡してからの対応がいいのか総合的に判断する旨の回答でしたが、そもそも日帰り温泉だけでは赤字で、5月連休までのスキー客、アユ釣り客や登山客等の宿泊事業の相乗効果で利益を上げないと経営が厳しくなるなか、それができないところにこの施設そのものに問題があり、実にもったいない建物だと思います。

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