第4回市議会定例会 11/27(月)~ 12/14(木)
R5.4月より柵口温泉権現荘が、市直営の日帰り温泉のみの営業となりました。10月末時点の売り上げは、704万円でこのままの推移でいくと年間1,200万円程度となり、見込み予算額の1,800万円には及ばないというお粗末な回答でした。
そもそも民間でいうところの競争意識やコスト意識がなく、職を失うということがないためと考えられ、本当に「すいません」で済むことなら、いい世の中だと思います。
直営で続けた場合(日帰り温泉のみ10年間継続、4億円)と譲渡した場合(日帰り温泉・宿泊、2.5億円)とでの試算で、それぞれ多額の負担額が生じることや、黒字体質にならない要因は何であると捉えているかについて、市長は健康福祉施策として必要な施設と捉えており、一定の負担は必要と考えている旨の回答でしたが、負担額を減らすという意識が希薄で、補助金等を活用して造った建物は、結局は市民全体の負担を長きにわたってかけてしまう結果となり、ほかのハコモノについても戒めとしてもらいたいと思います。
また、譲渡についての具体的なことは、調査・交渉中を理由に明確な回答は出てきませんでしたが、相手の言い値をそのままのむことはあってはならないし、経営状況等の信用調査などを優先し、前のめりに交渉を進めていく必要性はないと考えます。