■日帰り入浴施設「柵口温泉権現荘」の民間譲渡について

令和6年6月 第2回市議会定例会、6月17日(月)~ R6.7月4日(木)にて質問しました

糸魚川市は、市が直営する日帰り入浴施設「柵口温泉権現荘」の民間譲渡に関して、譲渡先の優先交渉者に財政支援(9,000万円)を予定とする方針を示しました。

当市との財政支援に対する合意や、対象企業の経営能力及び資金状況などを調査したところ、すべてクリアしたと理解してよいか、について市長は、企業の経営能力や資金状況を確認し、修繕整備の財政支援について合意を得て、譲渡先として妥当であると判断したと答弁しました。

担当所長からは、調査会社は2社で、業績等は確認しているが、これらの情報は調査会社との契約上、調査会社の名前を含めて答えることができないという契約になっているので、理解してほしいと説明がありました。市として調査した中で信頼できる会社だと判断したとのことで、市長答弁と同じ内容の回答でした。

その後の質疑応答では、リスク回避への対応が弱い印象を持ちました。施設関連の市債(約7,200万円)も残っており、返済を続けなければならず、補助金等で造った建物というのは、結果的に市民の負担が長期にわたってかかる可能性があります。ほかの公共施設についても、この点を戒めとして考えていただきたいと思います。

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