
令和6年6月 第2回市議会定例会、6月17日(月)~ R6.7月4日(木)にて質問しました
JR西日本の大糸線(糸魚川~南小谷間)の利用促進を目的とした、糸魚川駅からJR東日本の大糸線白馬駅までのバスの運行が、6月1日から始まりました。
来年3月末まで毎日4往復8便が運行され、今年3月の北陸新幹線敦賀延伸を契機に、関西方面から観光地・白馬への旅行客を輸送することで、大糸線の滞在需要を可視化するとのことです。
スタート時の利用状況について、市長より6月1日、2日の2日間の利用者数は49人であったと回答がありました。
実際、私も19日、22日及び23日に各々往復乗車してみたところ、思ったほど乗客が多くない状況でした。
これについて担当課長からは、これから夏休みに向けて利用促進を図り、鉄道やバスに乗っていただくようなイベントを企画し、取組を進めていきたいとの回答がありました。
本年度、敦賀延伸を契機とした大糸線沿線エリアへの誘客に向けて、本格的な利用促進・利便性向上に向けた取組を、事業者や沿線自治体などが一体となって進めています。
一方では、JR西金沢支社は、運行で得られたデータやファクトを基に、丁寧に議論したい旨のコメントをしています。
これに対して市長は、今まで利便性が悪いと要望してきたが、今回JRがアクションを起こしたことを重く受け止め、対応していきたいと回答しました。
大糸線は、首都圏にもアクセス可能な鉄道であり、北陸新幹線の糸魚川駅での停車回数にも影響を及ぼすことから、ぜひ存続に向けて更なる利用促進の取組を求めます。