■日帰り入浴施設「柵口温泉権現荘」の民間譲渡について

第3回市議会定例会、R6.9月2日(月)~ R6.9月27日(金)にて質問しました

譲渡先企業の経営状況に関する疑問

 糸魚川市は、市が直営する日帰り入浴施設「柵口温泉権現荘」の民間譲渡に関して、譲渡先の企業が経営年数がまだ浅く、営業利益が出ていない会社と認識したのはいつなのかの問いに、市長は、令和5年8月に実施した公募型プロポーザルの募集時に提出された企画提案書の中で確認をしたと回答。

市長の楽観的な答弁

 また、スキー場、ホテル経営も行っている関連企業も残念ながら営業利益が出ていないことについては、インバウンドの需要もあり、経営は上向きと聞いているなど極めて楽観的な答弁でした。

行政の姿勢に対する懸念

 当会社概要は、本年6月28日の建設産業常任委員会での提出資料で判明しましたが、以前からの質疑の中で、都合が悪いことは言わないというのは、行政として遺憾な姿勢です。

契約の必要性と行政とのズレ

 私企業であれば経営年数にかかわりなく、利益を出すのが一般的で、利益が出ていないことが、この時点で分かっているのであれば、無理に契約する必要もなく、何か行政とのズレを感じてなりませんでした。

施設の資産価値とその重み

 施設への総事業費は18億8,100万円、資産価値4億1,850万円の重みを感じてもらいたいと思います。

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